HbA1cの数値に振り回されない、あなたらしい毎日へ
糖尿病と向き合う中で、このように感じたことはありませんか。
- 食事や運動を頑張っているのに、HbA1cの数値がなかなか目標値まで下がらない
- 検診で「血糖値が高い」と指摘された…
- 毎日の血糖値管理や食事制限が、大きなストレスになっている
- 体重が増えてしまい、自己管理に限界を感じている
- 将来の合併症(目、腎臓、神経など)に対する不安が常にある
上記に、もし一つでも当てはまるなら、このブログがきっとお役に立つと思います。
目次
皆さん、こんにちは。あまが台ファミリークリニック 院長の細田です。( 家庭医療専門医、日本糖尿病学会正会員)
私はプライマリ・ケア(総合診療)を専門に、医師として25年目になります。年間延べ4,000人以上の糖尿病の患者さんを診察しています。
こちらのブログでは、糖尿病治療する目的と何か?また、糖尿病の患者さんと向き合うでどんなことを大切にしているか、そしてどんな検査ができるのかなど、解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
糖尿病治療の目的は、合併症を防ぎ、自分らしい生活を守ること
糖尿病治療の目的は、単に血糖値を下げることだけではありません。
最も重要なのは、高血糖状態が続くことで引き起こされる深刻な合併症を防ぐことです。
失明につながる「網膜症」
人工透析が必要になる「腎症」
足の切断に至ることもある「神経障害」
大血管障害:
命に関わる「心筋梗塞」「脳梗塞」
これらのリスクは、日々の血糖コントロールを適切に行うことで、大きく減らすことができます。(※1)
見て見ぬふりをせず、積極的に治療に取り組むことが、10年後、20年後のあなたの健康な生活を守る鍵となります。
40歳以上の方でこんな場合は特に注意が必要です!
一つでも当てはまった方、
放置すれば深刻な合併症のリスクも…
でも、ご安心ください。糖尿病は経験豊かな医師のもとで正しく治療すれば、健やかな毎日を送ることが可能です。
手遅れになる前に、まずは専門家に相談してみませんか?
☑太っている
☑数ヶ月で体重が7kg以上痩せた
☑のどが異常に乾き、甘いものばかり飲んでいる
☑1時間に1回くらい頻繁にトイレ行く
☑両方の足先がしびれるようになってきた
☑健康診断で高血糖を指摘された
☑運動不足
☑家族に糖尿病の人がいる
最近では、20代でも2型糖尿病の患者さんが増えていますが、特に40歳以上の方になると、筋肉も落ちてきて、代謝も低下してきますので、誰にでも起こりうる病気と考えて、日々の健康管理を大切にしていくことが予防に繋がります。
なぜ当院の治療が選ばれるのか?
皆さん、こんにちは。あまが台ファミリークリニック院長の細田です。
私はプライマリ・ケア(総合診療)を専門に、年間4,000人以上の糖尿病の患者さんを診察しております。(家庭医療専門医、日本糖尿病学会所属)
私達は、最新の医学的知見に基づいた治療と、専門家チームによる盤石なサポート体制を両輪とし、あなただけのオーダーメイド治療をご提案することをお約束します。
【選ばれる理由1】結果を待つ不安と通院の手間を解消する迅速な院内検査
病院に行ったら、過去約2ヶ月の血糖の指標であるヘモグロビンA1cという「通信簿」のような数値を、すぐに知りたいと思いませんか?
当院では、最新の検査機器を院内に常備しており、ヘモグロビンA1cや血糖値、尿中の糖や蛋白の有無などを、わずか5分ほどで測定できます。
次回の来院まで結果を待つ不安な時間がなく、その場で正確なデータを見ながら、すぐに治療方針についてご相談いただけます。
この「即時性」が、質の高い治療の第一歩です。
【選ばれる理由2】もう一人で頑張らない。あなた主体の治療方針で伴走
当院の治療の主役は、あくまで患者様ご自身です。
私たちは、できる限り薬に頼るのではなく、治療の基本である食事療法・運動療法で改善を目指すことを第一に考えています。
あなたの生活背景や「これなら続けられそう」という点をお伺いし、具体的な目標を一緒に設定します。
あなたの主体性を何よりも尊重し、伴走するのが当院のスタイルです。
【選ばれる理由3】食事の悩みも専門家が解決。管理栄養士による盤石なサポート
その治療方針を支えるため、当院には管理栄養士が4名在籍しています。
医師の指示のもと、あなたの病状や希望に応じて、専門的な栄養指導を保険診療で受けることが可能です。
日々の食事の疑問から献立の相談まで、専門家がそばにいる安心感が、治療を続ける大きな力になります。
【選ばれる理由4】5年後、10年後の健康な未来のために。一人ひとりに合わせた糖尿病治療のご提案
「このままでは、将来、心臓や腎臓が悪くならないか心配…」
生活習慣の改善は糖尿病治療の基本ですが、それだけではコントロールが難しい場合があるのも事実です。そんな時、「もう打つ手がない」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
近年の医学の進歩により、治療の選択肢は広がっています。
当院では、単に血糖値を下げることだけを目的とせず、お一人おひとりの未来の健康を見据えた治療をご提案します。
-
深刻な合併症のリスクに配慮し、大切な臓器を守ることを目指します
血糖コントロールと合わせて、心臓や腎臓といった大切な臓器への影響にも配慮した治療選択肢が報告されています。将来の心筋梗塞や脳梗塞、人工透析などのリスクをできる限り低減させ、健やかな毎日を長く維持することを目指した治療をご提案できます。 -
続けやすい体重管理をサポートします
お薬によっては、体重管理にも良い影響が期待できるものがあります。治療と並行して、無理のない生活習慣の改善を続けられるよう、力強くサポートします。 -
ライフスタイルに合わせた選択肢で、治療の負担軽減を目指します
週1回の注射や飲み薬など、治療の選択肢は様々です。あなたの生活リズムや価値観に寄り添った方法を一緒に選ぶことで、治療の負担やストレスをできる限り軽減できるよう努めます。
もちろん、これらの新しい薬も万能ではなく、誰にでも合うわけではありません。だからこそ、豊富な知識と経験に基づき、一人ひとりの状態を正確に見極める「専門家の目」が不可欠です。
当院では、年間4,000人以上の糖尿病患者さんを診察する中で培った知見をもとに、あなたの年齢、体格、合併症のリスク、そして何よりも「どんな生活を送りたいか」という想いを丁寧に伺い、ご自身に合った治療法を一緒に考えていきます。
治療の土台である「生活習慣の改善」をしっかりと支えながら、必要に応じて新しい治療の選択肢を組み合わせる。この二人三脚のアプローチが、あなたが納得できる、より良い治療を実現するための大きな一歩となると信じています。
治療の土台である「生活習慣の改善」をしっかりと支えながら、必要に応じてこの「次世代の治療」という強力な選択肢を組み合わせる。この二人三脚のアプローチが、あなたにとって最適かつ効果的な治療を実現する鍵です。(※2)
【選ばれる理由5】見えないリスクを可視化する、先進の精密検査体制
糖尿病は、自覚症状がないまま静かに血管を傷つけ、動脈硬化を進行させてしまう病気です。さらに、膵臓がんなどの重篤な病気のリスクを高めることも知られています。当院では、単に血糖値をコントロールするだけでなく、これらの「見えないリスク」を早期に発見するため、以下の精密検査を院内で行っています。
頸動脈エコーで動脈硬化の状態を直接観察します
主な院内精密検査
- ● 頸動脈エコー: 血管の壁の厚さやプラーク(詰まり具合)を直接観察し、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを評価します。
- ● 腹部エコー: 糖尿病と関連の深い、膵臓がんや肝臓がんなどの早期発見に努めます。脂肪肝の評価も行い、生活習慣の改善に繋げます。
- ● 心臓エコー: 心臓の動きや弁の状態を評価し、心不全や心臓弁膜症の兆候を見つけます。
- ● 心電図: 不整脈や心筋梗塞の兆候を見つけます。
- ● 胸部レントゲン: 心臓の大きさや肺の状態を確認します。
※経験豊富な臨床検査技師と医師が検査を担当しますのでご安心ください。
「糖尿病」だけでなく「あなた自身」を診る医師が、ここにいます。
もう一人で食事療法や治療法に悩むのは終わりにしましょう。私たちが、あなたの「これから」を一緒に考えます。
ご来院からの流れ(3つのステップ)
- ステップ1:現状の把握と共有
まずはお話をじっくり伺い、院内の迅速検査で「今」の体の状態を正確に把握します。結果はその場ですぐにご説明し、現状を共有します。
- ステップ2:あなただけの目標設定
検査結果とあなたのライフスタイルを踏まえ、無理なく続けられる医師の判断に基づく治療法を一緒に考え、目標を設定します。 - ステップ3:チームによる継続サポート
医師と管理栄養士がチームとなり、定期的にあなたの状況を確認しながら、目標達成までしっかりとサポートを続けます。
未来を変える、はじめの一歩を。
糖尿病は「管理する病気」から、「より良くコントロールし、人生の質を高める病気」へと変わっています。
正しい知識と信頼できるパートナーがいれば、あなたの未来はもっと明るくなるはずです。あなたの明日が、今日よりも健やかでありますように。そのための第一歩を、ここから踏み出してみませんか?
まずは、お気軽にご予約・ご相談ください。
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お電話でのご予約も承っております。
📞 0475-36-7011
参考文献一覧
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「糖尿病」
糖尿病の定義、診断基準、および慢性合併症(網膜症、腎症、神経障害、動脈硬化性疾患など)について解説されている。
糖尿病外来のよくある質問
初めての方や通院中の方からよくいただく質問を、分かりやすくまとめました。気になるところからお読みください。
Q.
初めてでも予約できますか?
A.
はい。電話・Webのどちらでも可能です。急な体調不良は予約なしでも受診できます。
Q.
当日にわかる検査は?
A.
血糖値・HbA1c・尿検査などは当日に結果が出ます。必要に応じて追加検査も可能です。
Q.
通院ペースはどのくらい?
A.
目安は1~2か月に1回。薬の変更直後や数値が高い時は短めにします。
Q.
HbA1cの目標はどれくらい?
A.
年齢・合併症・低血糖リスクで個別設定します。一般的には7.0%前後を目安に、安全を最優先します。
Q.
低血糖が心配。どうすれば?
A.
手のふるえ・冷や汗・強い空腹感が出たらブドウ糖や砂糖入り飲料で補糖。詳しい手順は外来で配布します。
Q.
高血糖や体調不良時(シックデイ)の対応は?
A.
水分をこまめに取り、自己中断せずにお薬の調整や体調についてのご相談ください。吐き気や強い倦怠感があれば早めに受診・相談を。
Q.
自己血糖測定は使えますか?
A.
対象の方に導入可能です。使い方・読み取り方・活用法を丁寧にご説明します。
Q.
お薬の副作用はありますか?
A.
薬ごとに異なります。胃腸症状・低血糖・脱水など、起こりやすい点を事前に説明し、予防策も一緒に考えます。
Q.
飲み忘れ・打ち忘れをしたら?
A.
気づいた時の時間や薬の種類で対応が違います。次回受診時に「よくあるパターン」を共有し、個別ルールを決めます。
Q.
合併症の検査はどの頻度?
A.
必要な検査によって異なります。たとえば、失明予防のために網膜症のチェックは異常がなんくても年1回は推奨されています。
また、透析を予防するため、腎臓が悪くなっていないか?蛋白尿がないか?の検査尿(アルブミン・eGFRも含む)は血糖の状態により異なります、毎月から3ヶ月に1回くらいの頻度の患者さんが多いです。
Q.
眼科や腎臓内科などとの連携は?
A.
必要に応じて専門医をご紹介し、検査結果の共有でスムーズに連携します。紹介状の作成もお任せください。
Q.
紹介状や診断書は作成できますか?
A.
はい。用途に合わせて作成します。内容により日数・費用が異なるため、受付でご相談ください。
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