運動が続かない糖尿病患者さんへ|茂原市・千葉市からも通える無理なくできる運動習慣
目次

以前、運動にチャレンジしたけど結局続かなかった

やる気はあっても、なかなか習慣にならない
糖尿病の患者さんから、こうした声を本当に多く聞きます。
でも大丈夫です。
「運動は頑張るものではなく、生活に自然に組み込むもの」と考えれば、無理なく続けられる方法が見えてきます。
自己紹介
こんにちは。
医療法人社団 緑晴会 あまが台ファミリークリニック 院長の細田俊樹です。
私はプライマリ・ケア(総合診療)を専門に、医師として25年目になります。
年間4,000人以上の糖尿病患者さんを診察しており、日本糖尿病学会の会員としても治療に取り組んでいます。
患者さんが「無理なく続けられる治療」を一緒に考えることを大切にしています。
無理なくできる運動習慣のポイント
ウォーキングが基本!1日20〜30分
無理なく再開できる一歩目は ウォーキングです。
まとまった時間がとれなければ「10分×2回」に分けても効果あり
買い物や通勤で「一駅分歩く」「階段を使う」など、生活に取り入れるだけでも十分です。
「運動を続けられなかった」人でも、生活の一部にすれば自然と習慣になっていきます。

なるほど!10分×2回でもOKというのが続けやすそうです。

小さな一歩を積み重ねることで、健康効果はしっかり現れてきますよ!
筋肉を使うと血糖が下がりやすい
「以前はジョギングを頑張っていたけど挫折した」という方は、短時間でできる筋トレに切り替えてみましょう。
かかとの上げ下げ(踵上げ運動)
壁に手をついて腕立て

これらは道具もお金も不要で、1回5〜10分から始められます。
筋肉が増えるとインスリンの効きが良くなり、血糖コントロールが安定しやすくなります。
柔軟やストレッチで続けやすくなる
「またやめてしまうのが心配」という方には、ストレッチを入口にするのもおすすめです。
お風呂上がりに5分間、体を伸ばすだけでも「今日は運動した」という達成感が得られます。
それが次の運動につながり、習慣化を後押しします。

5分のストレッチならできそうです!

いいですね!ストレッチは体をほぐすだけでなく、運動のハードルを下げる効果があります。まずは続けられることが一番大切ですよ!
運動を始めるときの注意点
空腹時血糖が250mg/dL以上のときは、運動は控えて主治医に相談しましょう。
心臓・腎臓・足にトラブルがある方は、運動内容を必ず医師に確認してください。
まとめ
「以前チャレンジしたけど続かなかった」という方でも大丈夫。
ポイントは、「完璧を目指さず、小さなことから」始めることです。
ウォーキング、筋トレ、ストレッチ、この3つを自分の生活に取り入れれば、無理なく長く続けられます。
当院では、患者さん一人ひとりの生活スタイルに合わせて、続けられる運動や生活習慣のアドバイスを行っています。
「また失敗するのが不安」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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