マンジャロ(チルゼパチド)で体重と血糖を同時に改善|茂原・東金・千葉からも通院可

院長ブログ

マンジャロ(チルゼパチド)とは|糖尿病と肥満を同時にケアする新しい選択肢

こんにちは。
医療法人社団 緑晴会 あまが台ファミリークリニック 院長の細田俊樹です。
私はプライマリ・ケア(総合診療)を専門に、医師として25年目になります。

当院では糖尿病・肥満症の診療に力を入れており、年間5000以上の糖尿病患者を診察しています。

現在管理栄養士が5名在籍しています。
食事・運動の両面から継続的にサポートする体制を整えています。

こんな方におすすめです

  • 糖尿病の治療をしているが、体重がなかなか減らない
  • 血糖値・のコントロールが安定しない
  • 食事制限や運動を続けるのが難しい
  • 肥満に伴う高血圧や脂質異常が気になる
  • 健康診断でメタボリックシンドロームを指摘された
女性 太った

食事制限や運動を続けるのが難しくて…

そのような悩みは決して珍しくありません。
当院でしたら、マンジャロを用いた治療で解決できる可能性がありますよ。

マンジャロ(チルゼパチド)とは

マンジャロは、GIPとGLP-1という2つのホルモンを同時に刺激する“二重作用” の注射薬です。
血糖値を下げるだけでなく、食欲を抑え、胃の動きをゆるやかにし、自然な形で食事量を減らすことができます。

臨床試験(SURMOUNT-1試験)では、平均で16〜22%の体重減少が報告されており、糖尿病治療薬の中でも特に強力な減量効果を示しています(※1)。

また、血糖コントロール・血圧・脂質などの代謝指標にも良い影響を与えることが確認されています。

当院での採用基準

マンジャロって、誰でも使える薬なんですか?

体質や持病を確認した上で、
具体的には以下の方を中心に医師が適応を判断しています。

• 2型糖尿病の方で、生活習慣の見直しをしても血糖や体重のコントロールが難しい方
• BMIが高く、肥満症に該当する方
• 他のGLP-1受容体作動薬で効果が不十分だった方

※膵炎既往や重い胃腸障害、特定の甲状腺腫瘍の家族歴などがある方は慎重に評価します。

治療開始までの流れ

1. 初診:既往歴・採血・体重・HbA1cなどを確認

2. 説明:マンジャロの仕組み、副作用、費用などを詳しく説明

3. 注射指導:自己注射方法のトレーニング

4. 栄養・運動サポート:管理栄養士が個別面談

5. 定期フォロー:2〜4週ごとに効果と副作用を確認

主な副作用とその対策

副作用が心配です…

やはり副作用は心配ですよね。多くの方に見られるのは、次のような胃腸症状です。

主な副作用
• 吐き気・下痢・便秘・お腹の張り

これらは多くの場合、用量をゆっくり増やすことで軽減できます。
食事は少量をゆっくりよく噛んで食べ、炭酸や油分を控えると症状が出にくくなります。

強い腹痛や嘔吐、黒色便などがあれば、すぐにご連絡ください。

当院の特徴

• 管理栄養士5名体制で、継続できる食事プランを一緒に設計
• 無理のない運動支援:スクワットや踵上げなど簡単な動作からスタート
• 生活全体のサポート:睡眠・血圧・脂質などを同時に管理
• 通いやすい立地:茂原・東金・千葉・白子・一宮エリアからもアクセス良好
小笠原さん

ご予約・ご相談

マンジャロ治療を検討される方は、まず医師の診察をご予約ください。
無理な勧誘や継続の強制は一切ありません。

📅 ご予約はこちら → 診療予約ページ

よくある質問(Q&A)

Q1. マンジャロは保険が使えますか?

A. 2型糖尿病で使用する場合は保険適用です。肥満症のみの場合は自費治療になります。

Q2. 週に何回打つのですか?

A. 1週間に1回です。ご自宅で自己注射が可能です。

Q3. 痛みはありますか?

A. 針が非常に細く、痛みはほとんどありません。

Q4. 効果が出るまでどのくらいですか?

A. 多くの方は2〜3ヶ月で体重・血糖の変化を感じ始めます。

Q5. 食事制限は必要ですか?

A. 厳しい制限は不要です。栄養士が“続けられる食事”を提案します。

Q6. 運動はどの程度必要ですか?

A. 毎日のウォーキングやスクワットなど、無理のない範囲で行ってください。

Q7. 副作用が出たら中止ですか?

A. 軽い症状であれば継続できますが、強い場合は医師が用量を調整します。

Q8. 他の薬との併用はできますか?

A. 糖尿病薬との併用は可能ですが、低血糖のリスクがある薬は注意が必要です。

Q9. どのくらいの期間続けると良いですか?

A. 継続期間は個人差がありますが、3ヶ月〜半年程度の継続で効果が安定します。

Q10. 通院間隔はどのくらいですか?

A. 最初の2〜3ヶ月は2〜4週ごと、その後は月1回のフォローが基本です。

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参考文献

(※1) SURMOUNT-1: NEJM 2022, 387(3):205–216
(※2) SURMOUNT-3: Nature Medicine 2023, 29:1452–1462
(※3) SURMOUNT-4: JAMA 2023, 330(5):367–380
(※4) Cai et al., Front Public Health. 2024;12:1277113
(※5) PMDA「マンジャロ製品概要」2023

この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
  • 日本糖尿病学会正会員、日本睡眠学会所属

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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