【千葉・茂原市など対応】マンジャロ(チルゼパチド)の効果と副作用|糖尿病と体重減少に悩む方へ【医師解説】

マンジャロ 肥満治療 院長ブログ
更新日:

 

「体重がなかなか減らない」「血糖値も気になる」「今の薬ではもう限界かもしれない」——そんな風に感じていませんか?

糖尿病とともに生きる中で、「体重を落とすこと」がいかに難しいか、多くの方が痛感されています。

特に、体重が100キロ前後ある方にとっては、減量だけでなく、血糖コントロールも複雑になってきます。

そんな方のために、“体重も血糖値も、同時に改善が期待できる”新しい薬「マンジャロ(チルゼパチド)」という選択肢があります。

マンジャロ

【糖尿病と体重100kg前後のあなたへ】マンジャロ(チルゼパチド)という新しい選択肢をご存じですか?

マンジャロとは?糖尿病治療の新たな一手

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GLP-1受容体作動薬とGIPという2つのホルモンに作用する新しいタイプの糖尿病治療薬です。

特徴は大きく3つあります

・血糖値を下げる効果が非常に高い

・体重を減らす作用が強い(一部の海外データでは15kg以上の減量効果も)※1

・週1回の注射なので続けやすい

実際に、海外の研究では体重が100kgを超えていた人の多くが、15〜20%近い減量に成功したという結果もあります※1。
女性 マンジャロ 3

「自分には関係ない」と思っていた方こそ、試す価値があるかもしれません

「注射は怖い」
「高い薬なのでは?」
「副作用が心配」

——そのお気持ち、よくわかります。
でも実は、マンジャロは保険診療で使用できる糖尿病薬です。

一定の条件を満たせば、月3,000円〜5,000円前後の自己負担で治療を始めることができます(※保険適用3割負担の場合)。

また、注射はペン型で簡単に使え、副作用も個人差はありますが、当院ではしっかりとモニタリングを行い、安全に使えるようサポートしています。

マンジャロの副作用についても知っておきましょう

マンジャロは効果が高い一方で、副作用にも注意が必要です。特に治療初期や増量期にみられる副作用があります。

よくある副作用(頻度が高いもの)

  • 吐き気
  • 下痢
  • 食欲低下
  • 便秘
  • 胃の張り(腹部膨満感)

これらは治療初期や量を増やしたときに出やすいですが、多くは時間とともに軽くなります※2。

まれな副作用(頻度は低いが注意が必要)

  • 膵炎(激しい腹痛など)
  • 胆のうのトラブル(胆石など)
  • 低血糖(他の薬と併用している場合)

特に激しい腹痛や持続的な吐き気・嘔吐がある場合は、すぐに医師へ相談してください。

当院では副作用リスクを減らすために、医師と管理栄養士が連携して安全に治療を進めています

こんな方におすすめです

  • 現在、体重が90kg以上ある
  • HbA1cが7.0%以上でなかなか下がらない
  • 今の薬ではコントロールが難しい
  • 運動や食事療法をしているのに効果が出にくい
  • 将来の合併症が不安で、何か対策を始めたい

当院でしたら、上記の疑問、悩みが解決できるかもしれません。
痩せた 女性

【まずは相談からでもOK】当院は、あなたの選択を支えるパートナーです

マンジャロの治療には、その人の生活背景やリスクに合った丁寧な判断が必要です。

「自分に向いているのか知りたい」「まず話を聞いてみたい」そんなお気持ちでも構いません。
どうぞお気軽にご相談ください。

また、当院には糖尿病療養指導に精通した管理栄養士が在籍しています。
マンジャロ治療とあわせて、食事や生活習慣の改善についても丁寧にサポートいたします。

ご予約・ご相談はこちらから

当院は千葉県長生郡長生村にありますが、茂原市、白子町、一宮町、市原市などからも多くの患者さんに来院いただいています。

「薬をやめられるか不安」「まずは話だけ聞いてみたい」
そんな方も、お気軽にご相談いただけます。
当院では、食事療法・生活習慣の改善・薬物治療を総合的にサポートしています。診療予約はこちら

「他にもどんな治療法があるの?」「具体的にどんなサポートが受けられるの?」
そんな方のために、当院では糖尿病に特化した専用サイトをご用意しています。

食事療法・運動療法・薬物治療・合併症予防まで、幅広い情報を掲載。
管理栄養士や医師の取り組みも詳しく紹介しています。

糖尿病専門サイトを見る

参考文献

  • ※1:Jastreboff AM, et al. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity. N Engl J Med. 2022;387(3):205–216.
  • ※2:Frías JP, et al. Tirzepatide versus Semaglutide once weekly in patients with type 2 diabetes. N Engl J Med. 2021;385:503–515.
  • ※3:日本糖尿病学会 編「糖尿病治療ガイド 2024-2025」

糖尿病・生活習慣病に関するおすすめ記事

血糖値252→109【血糖値を下げる】最強のおやつTOP5
血糖値が気になっておやつを我慢していませんか?実は、食べるほど血糖値が安定する奇跡の食材があります。総合診療医が自ら実践する最強のおやつTOP5を、具体的な商品名と共にランキングでご紹介。もう間食で悩みません!
朝ごはんが糖尿病を招く!?医師が教える【最悪の朝食3選】
その朝ごはん、「実は危険かもしれません」。このブログでは、糖尿病リスクを高める“やってはいけない朝ごはん”を3つ紹介しつつ、血糖値を穏やかに保つ食べ方のコツや、合併症を防ぐためのヒントもお伝えします。朝の血糖値が爆上がり!?やってはいけない...
“透析”を避けたい患者さんへ【糖尿病治療の5つのポイント】医師解説
糖尿病と診断されたばかりで、何から始めたらいいか迷っている 血糖値は気にしているが、腎臓についてはあまり意識していない 透析は避けたいと考えているが、どうしたら良いかわからない 家族に糖尿病患者がいて、将来が心配当院でしたら、上記の疑問、悩...
「薬はできれば飲みたくない…」そんな方こそ読んでほしい糖尿病の話
こんな不安や疑問はありませんか?・医師から薬をすすめられているけど迷っている...・なるべく薬を使わずに治したいと思っている...・薬を始めると一生やめられないと聞いて不安...・生活習慣の改善だけでなんとかしたい...当院でしたら、上記の...
健康診断で血糖値が高いと言われたあなたへ
「血糖値が高めですね。注意してください」健康診断でそう言われた瞬間、心のどこかに不安がよぎった方も多いのではないでしょうか。でも、すぐに病院に行くのも気が引けるし、日常生活も忙しい。とりあえず様子を見ようかな・・・そんなふうに思っていません...
この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

\インターネットからご予約いただけます/

\お気軽にお電話ください/

0475-36-7011

【休診日:水曜、土曜午後、日曜、祝日】

診療スケジュール

9:00-12:00
(受付8:45-11:45)
14:30-15:30

15:30-18:00
(最終受付17:45)
:土曜日の診療時間は9:00~13:00
(受付8:45~12:45)
※注:火、金曜日の14:30-15:30の時間はワクチン、乳幼児健診専用になっています。
(要電話予約 当日予約OK)