糖尿病の方は要注意!いびき・眠気は睡眠時無呼吸症候群かも|茂原市・千葉市から通院可【あまが台ファミリークリニック】

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「いびきが大きい」「朝起きても疲れが取れない」「昼間に強い眠気がある」——そんな方は、もしかすると睡眠時無呼吸症候群かもしれません。

特に糖尿病の方は注意が必要です。

  • いびきが大きい、または途中で呼吸が止まっていると言われた
  • 朝起きたときに頭が重い、疲れが取れない
  • 昼間に強い眠気がある
  • 最近、血糖値やHbA1cが下がりにくい
  • 肥満や高血圧もある

当院でしたら、上記のような症状や悩みをお持ちの方に、睡眠と糖代謝の両面からサポートできる体制があります。

糖尿病の方は要注意!いびきや昼の眠気は睡眠時無呼吸症候群かも(茂原市・千葉市から通院可)

こんにちは。
医療法人社団 緑晴会 あまが台ファミリークリニック 院長の細田俊樹です。

私はプライマリ・ケア(総合診療)を専門とし、日本糖尿病学会・日本睡眠学会に所属しています。
現在、年間で約5,000人以上の糖尿病患者さん、そして約1,300人以上の睡眠時無呼吸症候群の患者さんを診察しています。

放っておくと危険!いびきが糖尿病を悪化させる理由

先生、いびきくらい大したことないですよ

そう思いますよね。
でも実は、いびきの裏には「睡眠時無呼吸症候群」という病気が隠れていることがあります。

この病気は、眠っている間に何度も呼吸が止まり、体が酸素不足の状態になります。
そのたびに体は「ストレスホルモン」を出し、血糖を上げる方向に働きます。

結果として、

・朝の血糖が高い
・HbA1cが下がらない
・食事や運動を頑張っても改善しない

という方が多く見られます。

この状態を放っておくと、糖尿病だけでなく、高血圧・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞のリスクも上昇します。

当院で行っている検査の流れ

睡眠時無呼吸症候群は、ご自宅で簡単に検査できます。

  1. 初診・問診
    いびきや眠気、既往歴を丁寧にお伺いします。必要に応じて血圧・血糖・BMIなども確認します。
  2. ご自宅での簡易検査
    検査装置をお貸しし、一晩ご自宅で装着して眠るだけです。翌日ご返却いただき、解析結果をもとに診断します。
  3. 結果説明・治療方針の決定
    無呼吸の程度(AHI値)や酸素低下の有無を確認し、治療が必要な場合はCPAP治療を検討します。

治療方法:CPAP(シーパップ)で睡眠の質と血糖を改善

CPAP(シーパップ)治療とは、睡眠中に鼻から一定の圧をかけて空気を送り込み、無呼吸を防ぐ装置を使用する方法です。

CPAP

この治療により、

・夜間の酸素不足が改善
・血糖コントロールが安定
・昼間の眠気が減る
・集中力や気分の改善
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といった効果が期待できます。

当院では、レスメド社製AirSense11など最新機器を用いて、患者さんの使用データをオンラインで確認し、一人ひとりに合った設定・フォローを行っています。

糖尿病と睡眠の両方を診られるから安心

びっくり おじさん

糖尿病と睡眠時無呼吸は密接に関係しているんですね。

そうなんです。そのため、両方を一体的に診られる医療機関での治療が重要です。

当院では、糖尿病専門外来と睡眠時無呼吸外来を併設し、必要に応じて管理栄養士・看護師とも連携しながら、生活習慣の改善から治療まで総合的にサポートしています。

まとめ:いびきや眠気は、糖尿病のサインかもしれません

「最近血糖が安定しない」「朝の疲れが取れない」
そんな方は、ぜひ一度睡眠の質をチェックしてみてください。

いびきを放っておくと、糖尿病のコントロールがますます難しくなります。
しかし、早めの検査・治療で改善する可能性は十分にあります。

睡眠と血糖、どちらも大切に。
当院では、茂原市・千葉市からも多くの方が通院されています。

検査・予約はこちらから

・睡眠時無呼吸症候群の詳細ページ
https://amagadai-fc.com/sleepapnea03/

・診療予約ページ
https://amagadai-fc.com/reservation/

よくある質問(Q&A)

Q1. 検査は痛みがありますか?

A. ご安心ください。自宅で指先にセンサーをつけて眠るだけの検査です。痛みは一切ありません。

Q2. 1回の検査でわかるのですか?

A. はい。1晩の測定で「無呼吸の回数」や「酸素の低下の程度」がわかります。必要に応じて精密検査も行います。

Q3. CPAP治療を始めると一生続けなければいけませんか?

A. 体重減少や生活習慣の改善により、CPAPをやめられる方もいらっしゃいます。定期的な再評価を行いながらサポートします。

Q4. 糖尿病外来と同じ日に診てもらえますか?

A. はい、当院では糖尿病と睡眠時無呼吸を同日に診ることが可能です。検査から治療、栄養相談まで一体的に行っています。

参考文献

(※1) 日本糖尿病学会 編『糖尿病診療ガイドライン 2023』南江堂, 2023年
(※2) 日本睡眠学会『睡眠時無呼吸症候群診断・治療ガイドライン 2022』
(※3) Punjabi NM. The Epidemiology of Adult Obstructive Sleep Apnea. Proc Am Thorac Soc. 2008;5(2):136-143.
(※4) Tasali E, Mokhlesi B, Van Cauter E. Obstructive sleep apnea and type 2 diabetes: Interacting epidemics. Chest. 2008;133(2):496-506.

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この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
  • 日本糖尿病学会正会員、日本睡眠学会所属

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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