肥満症外来

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そのダイエット、いつまで続けますか?

「何をやっても痩せない…」「甘いものをやめたいのに止まらない…」
「食欲をコントロールできない」

そんなあなたへ。

  • 「医師のサポートで食事管理を継続しやすくするメディカルダイエット」を始めてみませんか?

  • 「医師と相談しながら、ライフスタイルに合わせて治療を調整できます」

肥満症とは?

肥満症は、日本肥満学会のガイドラインでは
「肥満(BMI 25以上)に起因ないし関連する健康障害を合併し、医学的に減量を必要とする病態」と定義されています。
単なる体重の増加だけでなく、以下のような健康障害を伴う場合に肥満症と診断されます:

  • 耐糖能障害、脂質異常症、高血圧などの代謝異常
  • 心臓や呼吸器への負担増加
  • 骨・関節の障害
  • 月経異常や不妊
  • 睡眠時無呼吸症候群

当院の治療方針

院長 正面 サイズ小さめ

皆さん こんにちは。あまが台ファミリークリニック院長の細田です。私は家庭医療専門医、日本糖尿病学会会員として数多くの肥満症で悩んでいらっしゃる患者さんを日々診察しています。

こちらのページでは、肥満治療の選択肢の一つとして、お薬による治療を紹介していますが、大切なのは、食事や運動も含めた生活習慣の改善です。

これらを併用しないと体に負担のかかるダイエットとになってしまい、結果的には、筋肉も以前よりもやせ細り薬を使わなくなるとかえって太りやすくなってしまいます。

そこが余りにも触れられていないということに危機感を感じ、当院では、国家資格を持つ 管理栄養士4名と一緒に、肥満治療については、栄養指導や運動療法の指導などもオンラインでサポートしながら、治療目標に安心して向かっていけるように対応していますのが特徴です。

    • 家庭医療専門医による総合的な角度からの定期的な診察・管理
    • 管理栄養士による栄養指導
    • 運動療法の指導
    • 睡眠習慣の改善指導
    • 生活習慣の見直しサポート

治療目標は?

よく患者さんから「どのくらい痩せると健康になれますか?」と聞かれますが、当院では日本肥満学会のガイドラインに基づき、患者さん一人一人の状態に応じて適切な減量目標を設定しています。

一般的な肥満症の場合は現在の体重~3%の減量を目標しています。

高度肥満の場合は5~10%の減量を目標とします。

研究ではわずか3%の減量で血圧や血糖、脂質、尿酸値、肝機能などの数値や代謝改善が認められたという報告があります。

なぜ、当院の肥満治療は、結果につながるのか?

当院が選ばれる3つの理由

1.【医学的根拠】家庭医療専門医-日本糖尿病学会正会員が、あなたの体を根本から診ます

肥満は、単に見た目の問題ではなく、ホルモンや血糖値が関わる「代謝疾患」です。
私たちは代謝のプロとして、美容クリニックとは一線を画し、あなたの健康状態を医学的に深く分析。
血液検査データに基づき、一人ひとりに最適な治療法を安全に提案します。

2.【続けやすい】オンライン診療活用で、無理なく継続

初回は丁寧な対面診察でしっかり状態を把握しますが、2回目以降はご自宅からオンラインで受診可能。
忙しいあなたでも、通院の負担なく治療を続けられる体制を整えています。

3.【正直な医療】院長が自ら、あなたの目標達成まで伴走します

あなたの「痩せて健康になりたい」という想いに、院長自らが寄り添います。
無理な勧誘は一切せず、正直な情報提供と丁寧なサポートをお約束します。

こんなお悩み、抱えていませんか?

  • 健康診断で「痩せなさい」と指摘されたが、何から始めればいいか分からない

  • ジムや食事制限を試したが、結局リバウンドしてしまった

  • 仕事が忙しく、運動する時間がどうしても作れない

  • 甘いものや間食がやめられず、自己嫌悪に陥ってしまう

  • BMIが27以上で、高血圧や脂質異常症などの健康リスクがある方

もし一つでも当てはまるなら、私たちの専門治療がお役に立てるかもしれません。
※本治療は糖尿病ではない方対象の自費診療です。

食欲を自然にコントロールする、2つのGLP-1治療薬

当院では、医学的に体重減少効果が認められたGLP-1注射薬「ウゴービ」と「ゼップバウンド」による肥満治療を行っています。脳に働きかけて満腹感を持続させ、無理なく食欲を抑えることで、計画的な体重減少をサポートします。

ウゴービとゼップバウンドの治療適応

  • 高度肥満症(BMI 35以上)
  • BMI 27以上で肥満関連疾患(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)がある場合にも適応となる場合があります。

期待できる効果は?

  • 体重の減少(臨床試験では約15%の減量効果が報告されています)
  • 食欲の抑制による食事制限のサポート
  • 肥満関連疾患(糖尿病・高血圧・脂質異常症)の改善

ウゴービ(セマグルチド)

GLP-1受容体作動薬。食欲をしっかり抑え、週1回の注射により平均13%の体重減少が期待されます(※1)。

ゼップバウンド(チルゼパチド)

GLP-1とGIPという2つのホルモンに作用。より強力な食欲抑制と体重減少効果が報告されており、海外の大規模試験では20%前後の体重減少を示しました(※2)。

薬剤比較表

比較項目 ウゴービ ゼップバウンド
作用 GLP-1 GLP-1 + GIP
体重減少効果 高い 非常に高い
食欲抑制 強い 非常に強い
初回価格(税抜) 8,000円(2本) 12,600円(2本)
投与方法 週1回 自宅注射 週1回 自宅注射
「どちらが自分に合うかわからない」という方もご安心ください。診察であなたの体質や目標に合わせて最適な薬を医師が判断します。

ウゴービ・ゼップバウンド 治療ステップ(流れ)

STEP 1:初回受診(対面診療)

まずはクリニックで、あなたの体の状態を詳しく調べます。生活習慣のヒアリングから、血液検査、高精度な体組成測定まで行い、治療の適応を判断。安全に始められるかを確認します。

STEP 2:治療開始と初期フォロー(対面またはオンライン)

あなたに合った薬を低用量からスタート。2〜4週間後に再度診察し、効果や副作用の有無を確認します。オンライン診療も可能なので、ご自宅から気軽に相談できます。

STEP 3:効果を見ながら最適化

体の反応を見ながら、4週間ごとに薬の量を段階的に調整。あなたの目標体重に合わせて、医師が最適なプランを組み立てます。

  • ウゴービ増量例: 0.25mg → 0.5mg → 1.0mg → 1.7mg → 2.4mg

  • ゼップバウンド増量例: 2.5mg → 5mg → 7.5mg → 10mg → 12.5mg → 15mg

STEP 4:目標達成と維持

目標体重に到達した後も、リバウンドしないようしっかりサポート。生活習慣のアドバイスなどを通じて、健康な体を維持できるようお手伝いします(治療期間は最大68週間が目安です)。

オンライン診療について

  • 初回は必ず対面診察が必要です(診察・検査・体組成評価など)
  • 2回目以降はオンライン診療が可能です(ビデオまたは電話)
  • 処方・副作用の確認・体重記録などはオンラインでも対応
  • ただし、定期的な血液・尿検査は対面来院が必要となることがあります

Online,Doctor.,Remote,Medical,Care,By,A,Young,Doctor.

料金について

当院では、安心して治療を続けていただくために、分かりやすい料金体系を採用しています。

【料金に含まれるもの】
診察料・自己注射指導料・送料・治療中の相談サポート
※初回 診察料・身長・体重・BMI測定:3,000円(税抜き)
    血液検査・尿検査        :8,000円(税抜き)
※2回目以降の再診料        :2000円:税抜き:オンライン診療も同様)

ウゴービの薬剤料金

用量 2本(2週間分) 4本(4週間分)
0.25mg 8,800円(税抜 8,000円) 17,600円(税抜 16,000円)
0.5mg 12,100円(税抜 12,500円) 24,200円(税抜 23,500円)
1.0mg 17,600円(税抜 17,500円) 35,200円(税抜 33,500円)

※価格は変動することがあります。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

ゼップバウンドの料金表

用量 2本(2週間分) 4本(4週間分)
2.5mg 13,860円(税抜 12,600円) 27,720円(税抜 25,200円)
5mg 24,970円(税抜 22,700円) 49,940円(税抜 45,400円)
7.5mg 34,100円(税抜 31,000円) 68,200円(税抜 62,000円)

※価格は変動することがあります。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

【GLP-1受容体作動薬を用いた自由診療について(重要事項)】

当院で行う肥満治療は、公的医療保険の適用外である自由診療です。GLP-1受容体作動薬を用いた治療に関しては、医療広告ガイドラインに基づき、以下の点をご確認ください。

  1. 当院で使用する医薬品(ウゴービ、ゼップバウンド)は、いずれも国内の医薬品卸業者から適正に仕入れております。
  2. GLP-1受容体作動薬のうち、ウゴービ(セマグルチド皮下注)およびゼップバウンド(チルゼパチド皮下注)は、いずれも日本国内で肥満症治療薬として正式に承認されています。
  3. これらの薬剤は、米国FDA(米国食品医薬品局)など諸外国でも肥満症や糖尿病の治療薬として承認されており、一定の有効性と安全性が確認されています。ただし、長期的使用におけるすべてのリスクが明らかになっているわけではありません。
  4. 本治療は自由診療のため、万が一重篤な副作用が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。

当院では、過度に効果を強調する表現を避け、医学的根拠と医師の判断に基づき、安全性と適切性を重視した肥満症治療を行っています。

ご相談・ご予約

「どちらが自分に合うかわからない…」という方も、安心してご相談ください。
医師が一人ひとりに合った治療を提案します。

「まずは相談だけでもOKです。気軽にご相談ください。」

診療予約はこちら(対面)

オンライン診療はこちら
※本治療は自費診療です(保険適用外)
※効果には個人差があります

参考文献

  1. Kadowaki, T., et al. (2022). Efficacy and safety of semaglutide in Japanese and Korean patients with obesity: The STEP 6 trial. *Diabetes Obes Metab*, 24(7), 1262–1272.(※1)
  2. Jastreboff, A. M., et al. (2022). Tirzepatide once weekly for the treatment of obesity. *New England Journal of Medicine*, 387(3), 205–216.(※2)

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【休診日:水曜、土曜午後、日曜、祝日】

診療スケジュール

9:00-12:00
(受付8:45-11:45)
14:30-15:30

15:30-18:00
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(受付8:45~12:45)
※注:火、金曜日の14:30-15:30の時間はワクチン、乳幼児健診専用になっています。
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