糖尿病ってどんな病気?気づかぬうちに進行する“サイレントキラー”を徹底解説

インスリン 不足 管理栄養士ブログ
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糖尿病ってどんな病気?気づかぬうちに進行する“サイレントキラー”を徹底解説

medical_eiyoushi

皆さんこんにちはあまが台ファミリークリニック管理栄養士の小島です。

暖かくなってきて外に出る機会も増えてきました!
私は外で運動するのが大好きなので、天気が良いととても嬉しいです。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

年齢を重ねるにつれて、健康のためにも、自分の心身を整えるためにも太陽を浴びて適度に運動を続けたいとより一層考えるようになりました。
体調が良いからこそ、予防を大切にしたいと思っています!

特に、血糖値の安定は心身ともに健康である秘訣です!
糖尿病・血糖値のコントロールが安定しない状態だと、イライラしたり、気分が落ち込んだりする機会が増えるのを皆さんはご存知でしょうか?
claimer_obasan

最近何だかイライラしがちだな・・・

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気分が落ち込みやすい・・・

といった症状がある方は、実は血糖値が急に上がったり下がったりしているかもしれません。

おばさん

この記事では、そんなあなたに向けて、糖尿病の基本から、放置のリスクと早めの対応の大切さをわかりやすくご紹介します。

糖尿病は今後も日本国内で確実に増加が予測されている病気です。
厚生労働省によると、このままの増加傾向が続いた場合、
10年後には糖尿病有病者がこれは、日本人のおよそ10人に1人が糖尿病になる可能性があるということです。

今、あなたの体調が良くても将来のリスクを減らしたり、身近な人に伝えたりできるように一緒に知識を身につけましょう!

【目次】
糖尿病とはどんな病気?
インスリンと血糖の関係
健康な人と糖尿病の人の違い
糖尿病の初期症状と進行
まとめ

 糖尿病とはどんな病気?

糖尿病とは、血液中のブドウ糖(グルコース)が慢性的に高い状態が続く病気で、
生活習慣病のひとつとして広く知られています。

私たちが日常の食事で摂った糖質は、消化されて“ブドウ糖”として血液中に吸収されます。

本来であれば、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって、このブドウ糖は筋肉や肝臓などに運ばれ、エネルギーとして使われたり、蓄えられたりします。
この働きにより、血糖値は一定の範囲に保たれるのです。insulin

 

しかし糖尿病になると、このインスリンがうまく働かなくなったり、
分泌されにくくなったりすることで、血液中のブドウ糖が処理されず、高血糖の状態が続いてしまいます。
インスリン 不足
この高血糖状態が長く続くと、血管や神経が少しずつ傷ついていき、
心筋梗塞
脳梗塞
腎臓病(透析が必要な場合もあります!)
目の病気(糖尿病網膜症)による失明
足の血流障害による壊疽(えそ・足が腐る)

など、重篤な合併症を引き起こすリスクが高まります。糖尿病合併症 

これらの合併症は進行するまでほとんど自覚症状がないため、
気づいた時にはすでに深刻な状態になっていることが多いです。

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そのため、糖尿病は「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれており、
自分では元気なつもりでも、体の内側ではダメージが進んでいる可能性があるのです。

糖尿病にはどんな種類がある?

糖尿病にはいくつかの種類があり、大きく分けて

「1型糖尿病」
「2型糖尿病」
「その他の特定の原因による糖尿病」
「妊娠糖尿病」

に分類されます。

なかでも最も多いのが2型糖尿病で、日本人の糖尿病患者の9割以上が「2型糖尿病」です。

2型糖尿病とは

2型糖尿病は、遺伝的な体質に加え、食べすぎや運動不足、肥満、ストレス、加齢などの生活習慣が関係して発症します。
食べ過ぎ 運動不足 肥満

また、インスリンは分泌されていても、その効き目が弱くなっている(インスリン抵抗性)、あるいは分泌量が徐々に不足してくることで血糖値が高くなります。

2型糖尿病の初期にはほとんど自覚症状がなく、健康診断で初めて異常を指摘されるケースも多くあります。

1型糖尿病

一方で、「1型糖尿病」は自己免疫の異常によってすい臓のインスリンを作る細胞が破壊されることで、インスリンがほとんど分泌されなくなるタイプです。
body_suizou_bad

こちらは急激に症状が現れ、発症直後からインスリン注射が欠かせなくなります。

このグラフは、食事をとった後の血糖値の推移を、正常な人、2型糖尿病の人、1型糖尿病の人で比較したものです。(1例)
糖尿病 種類

その他の原因による糖尿病

そのほか、すい臓の病気や遺伝子異常、ステロイド薬の長期使用など、明確な原因によって発症する「糖尿病」も存在し、また「妊娠糖尿病」といって妊娠中に一時的に耐糖能(血糖を処理する力)が低下するケースもあります。

このように、糖尿病といっても、原因や発症の仕方、治療法はそれぞれ異なります。

特に2型糖尿病は生活習慣の改善で予防・管理が可能である一方、自覚症状がないために見逃されがちです。

のどの渇きや尿の回数が増える、疲れやすくなるといった症状が出るころには、
すでに血糖値がかなり高くなっていることが多く、糖尿病が進んでいるサインであることもあります。
ショック 女性
medical_eiyoushi

そのため、「何も症状がない今こそ」生活を見直すことが大切なのです。

糖尿病は、早期発見と継続的な対処を行うことで、健康的な生活を長く続けることは十分に可能です。
自分の健康を守るためにも、日々の習慣に目を向けることから始めてみましょう。

 インスリンと血糖の関係

糖尿病とは一体どんな病気か、なんとなく想像していただけましたか?
では、次にインスリンと血糖の関係を少し詳しく解説します。

先ほどの項にも少し出てきましたが、私たちがごはんやパン、麺類などの炭水化物を食べると、それらは体内で「糖(ブドウ糖)」に分解され、血液中に吸収されます。

これによって血糖値(血液中の糖の濃度)は一時的に上昇しますが、体はこの血糖値を
一定に保つために、血糖値を下げるためのあるホルモンを分泌します。
そのホルモンが「インスリン」です。

インスリンだけ

インスリンは、唯一血糖値を下げるホルモンとして知られており、
すい臓の中にある「β細胞(ベータ細胞)」という所から分泌されるホルモンです。

インスリン

食後など私たちの血糖が上がったときに分泌され、血液中の糖を筋肉や肝臓、
脂肪組織の細胞に取り込ませる働きをします。

細胞に糖が吸収されることで、血管内の糖が減り、血糖値は元の範囲まで下がり、
体内のバランスが保たれます。
つまり、インスリンは“血糖をコントロールする調整役”として、とても大切な存在なのです。

健康な人では、このしくみがうまく機能しており、次のような流れが自然と起こります。

食事をする → 血糖値が上がる(血液中の糖が増える) → インスリンが分泌される
→ 細胞が糖を取り込む → 血糖値が下がる

糖尿病の人のインスリンはどうなっている?

しかし、糖尿病の人ではこの流れがうまくいかなくなっています。
主に「インスリンが出ない」もしくは、「出ていても効かない(インスリン抵抗性)」という2つの問題があります。

1型糖尿病では、免疫の異常によってインスリンをつくる細胞が壊され、
ほとんどインスリンが分泌されなくなります。2型糖尿病(日本人の9割がこちら)では、インスリンの分泌が血糖値に対して追いつかなかったり、インスリンの量はある程度出ていても、うまく働くことができない「インスリン抵抗性」が原因となります。
インスリン 悲しい
インスリン抵抗性とは

インスリン抵抗性は、肥満(特に内臓脂肪の蓄積)が大きな原因のひとつとされています。
内臓脂肪が増えると、脂肪細胞から分泌される物質がインスリンの働きを邪魔して、
糖をうまく取り込めない状態になります。
内臓脂肪

また、肥満以外の要因もインスリン抵抗性に深く関わっています。

たとえば、“加齢”により筋肉量が減少すると、糖を取り込む能力も低下しますし、“運動不足”が続くと筋肉が使われず、インスリンの感受性も下がります。

また、慢性的なストレスや睡眠不足は、様々なホルモンのバランスを崩し、インスリンの働きを妨げることが知られています。
筋肉 不足

さらに、高脂肪な食生活や過剰なアルコール摂取、遺伝的要因など、さまざまな背景がインスリンの働きに影響を与えることがわかっています。

このように、インスリンが効かない状態では、血糖が細胞に取り込まれずに血液中に残ってしまい、血糖値がいつまでも高いままになります。
インスリン 不足

すると、次のような流れが生まれます。

インスリンが出ない、または効かない → 糖が細胞に取り込まれない → 血液中に糖があふれる → 血糖値が高い状態が続く

そして、この血糖値が高い状態が慢性的に続くことで、
血管や神経に少しずつダメージが蓄積され、動脈硬化や心臓病、腎臓病、失明、足の壊疽といった糖尿病の合併症へとつながっていきます。

糖尿病の予防や改善には、インスリンの「分泌量」と、「しっかり効く状態」を保つことが大切です。

medical_eiyoushi

つまり体重の管理や、運動、睡眠、ストレス対策など、生活全体を整えることが、インスリン抵抗性を改善し、血糖を安定させる大きなポイントになります。

健康な人と糖尿病の人の違い

臓器や血管では第2項のようなことが起こっていますが、実際に私たちにはどのような影響があるかご存知でしょうか?

糖尿病は、単に血糖値が高いというだけの病気ではありません。
慢性的な高血糖は、知らず知らずのうちに全身の血管を傷つけ、じわじわと体や心に影響を及ぼします。

最初は

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「ちょっと疲れやすいな」

食事に悩む女性

「最近やる気が出ないな」

といった、
日常の中で見過ごされがちな小さな変化から始まります。
食後に強い眠気を感じたり、頭がぼーっとしたり、イライラしやすくなることもあります。

これらは、血糖値が急上昇・急降下していたり、高血糖による脳や神経への影響が関係していると考えられています。

また、血糖値が高い状態が続くと、血液中の糖が血管の内側を傷つけ、少しずつ血流が悪くなっていきます。
このようなダメージは数ヶ月〜数年という長い時間をかけて進行し、気づいたときには「合併症」として現れます。
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心臓病、脳卒中、腎不全、視力障害、神経障害などの病気は、命に関わるだけでなく、日常生活そのものを制限してしまいます。

「健康寿命(健康上問題なく日常生活を送ることができる期間)」との関係

日本糖尿病学会の調査によると、糖尿病患者さんの平均死亡年齢は男性で約74歳、女性で約77歳。

 

同じ期間の日本人全体の平均寿命(男性81.6歳、女性87.7歳)と比べて、男性で約7年、女性では10年も短いという結果が出ています。

寿命 縮む

この「差」は、単に寿命が短くなるだけではありません。
寝たきりになったり、人工透析が必要になったり、視力を失ったりといった形で、自立した生活を送れない時間=介護が必要な期間が長くなるということを意味しています。

何よりつらいのは、自分の体なのに思うように動かせなくなったり、できていたことができなくなったりすることだと思います。
そして、それが生活の自信を奪い、気持ちの落ち込みや孤独感にもつながっていくことです。

medical_eiyoushi

「まだ症状がないから大丈夫」と思っていても、血糖値は少しずつ、確実に、あなたの体と心に影響を与えています。

糖尿病は、正しく向き合えば、進行を防ぐことができる病気です。
まずは今の生活を少しずつ整えていくことが、未来のあなたの元気な体と心を守る第一歩になります。

糖尿病の初期症状と進行「なんとなく体調が悪い」を見逃さないで!

みなさんもすでにご存知かもしれませんが、糖尿病は、初期の段階ではほとんど自覚症状がない病気です。そのため、多くの人が

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「特に不調もないし大丈夫」

と思ってしまい、健康診断で血糖値が高いことを指摘されても放置しがちです。

しかし、体の中では着実に変化が進行しており、症状が出て受診した時にはすでに合併症が進行していた当ケースもあります。
健康診断

実際には、体はさまざまな形で“ちいさなサイン”を出しています。
それは決して大げさなものではなく、日常のなかに紛れているようなごく身近な違和感です。
以下のような症状に、心当たりはないかチェックしてみてください!!

糖尿病の初期に見られる症状

□ のどが異常に渇く
□ 夜中にトイレに起きるようになった
□ トイレの回数や尿の量が増えた
□ 尿に泡や甘いにおいを感じる
□ 体がだるい、疲れやすい
□ 寝ても疲れが取れない
□ 集中力が落ちる、ぼーっとする時間が増えた
□ 食事量は変わらないのに体重が減ってきた
□ 筋肉が落ちたような感じがする
□ 食後に強い眠気を感じることがある
□ 手足のしびれや冷えを感じる
□ 小さな傷が治りにくい
□ 肌が乾燥してかゆみが出る

このような症状は、見逃されがちですが、糖尿病が静かに進行しているサインかもしれません。
特にいくつかの症状が重なっている場合、体が高血糖状態にさらされている可能性があります。
そして「明らかな症状が出てから」ではなく、「小さな変化に気づいた今」から行動を始めることがとても重要です。

糖尿病は、早期に対処すれば進行を食い止めることも、合併症を防ぐことも可能な病気です。
体の声に耳を傾けることが、未来の健康を守る第一歩になります。

もし、自分自身に当てはまることがある・心配や不安なことがあることがありましたら、今からできる対処法などを最後に記載しますのでそちらもご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

糖尿病は、血糖値が高い状態が続くことで、少しずつ血管や臓器に負担をかけてしまう病気です。特に日本人に多い「2型糖尿病」は、食生活や運動不足、ストレス、加齢など、日々の生活習慣が深く関わっています。

初めはほとんど自覚症状がなく、「のどが渇く」「疲れやすい」「体重が減る」などのサインが現れる頃には、血糖値のコントロールが難しくなり始めていることもあります。

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けれど糖尿病は、早めに気づき、正しく向き合うことでコントロールできる病気です。
食事や運動、睡眠、ストレス管理など、生活を少しずつ整えるだけでも、血糖値の安定に繋がります。

「まだ大丈夫かな」と思っていても、体は小さなサインを出していることがあります。
健診で血糖値を指摘された方、ご家族に糖尿病の方がいて心配な方は、ぜひ一度専門家に相談してみてください。

medical_eiyoushi

私たちも、皆さんの「今から始めるケア」をサポートしています。
どんな小さなことでも構いません。お気軽にご相談くださいね!

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当院で提供している主なサービスには、以下のものがあります。

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定期的な健康チェック
血圧、血糖値、体重・腹部超音波検査などの健康チェック定期的を行い、早期の異常発見に努めます。

個別の栄養指導
一人ひとりのライフスタイルや健康状態、食習慣に合わせて、管理栄養士が丁寧に食事の内容を見直します。栄養バランスを整えるために、何をどのくらい食べればよいか、日々の食事に無理なく取り入れられる具体的なアドバイスを行います。例えば、「甘いものを控えたいけれどやめられない」「野菜が不足しがち」といった悩みにも、実践しやすい工夫をご提案します。
管理栄養士と患者さん

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参考文献

令和4年 国民健康・栄養調査(結果の概要)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001162830.pdf
厚生労働省 e-ヘルスネット「糖尿病」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-004.html
健康日本21(第二次)評価報告書
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kenkounippon21.html
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
https://www.ncgm.go.jp/cgh/diabetes/
生活習慣病オンライン「糖尿病統計・調査」
https://seikatsusyukanbyo.com/statistics/disease/diabetes/
糖尿病ネットワーク「世界の糖尿病予測(IHME)」
https://dm-net.co.jp/calendar/2023/037633.php

この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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