「糖尿病の薬を飲んでいるけれど、インフルエンザにかかったら大丈夫?」「血糖値が安定していれば、ワクチンは打たなくてもいい?」という疑問はありませんか。
皆さん、こんにちは。あまが台ファミリークリニック院長の細田です。家庭医療専門医、日本糖尿病学会正会員として、年間延べ約5,000人の糖尿病患者さんを診察しています。

糖尿病では、血糖値が安定していても注意が必要です
目次

CDCは、1型・2型糖尿病などがある方は、血糖管理が良好でもインフルエンザによる重い合併症のリスクが高いと説明しています。※1
感染中は血糖値が上昇することも、食事が取れず低血糖になることもあります。 風邪とは違う強い発熱や食事摂取量の低下が起きると、普段の糖尿病治療にも影響するためです。※1
ワクチンを受けるメリットは「発症」だけではありません
ワクチンは感染を完全に防ぎませんが、発病を減らし、重症化や入院のリスクを下げることが期待されています。特に基礎疾患がある方は、接種のメリットを考えることが重要です。※2
「以前打ったのにインフルエンザになった」という方もいるでしょう。その経験は自然な不安につながります。
ただ、接種の目的を「絶対にかからないこと」だけに限定せず、重い経過を避けることにも目を向けていただきたいと思います。※2
いつもの糖尿病診察で接種を相談できます

当院では糖尿病や高血圧などで定期通院中の患者さんは、通常の診察時にインフルエンザワクチンを接種できる場合があります。
診察の予約状況やワクチンの準備がありますので、受付や担当医にお声がけください。
当院は医師と国家資格を持つ管理栄養士5名が連携し、普段の血糖管理や生活の相談も行っています。ワクチン接種を機に、冬の健康管理を一緒に見直してみましょう。
接種できる日時と予約方法
定期受診に合わせた接種のほか、ワクチンだけの専用枠もご利用いただけます。お仕事の前後や土曜日など、無理のない時間をお選びください。
2026年度のインフルエンザ予防接種枠
平日:9:30・10:30/16:00・16:45
土曜日:10:00・10:30・11:00・11:30
11月14日(土)専用接種枠:15:00~17:30
※各時間帯の設定・残席は日程や診療体制により異なります。予約サイトに表示される最新の空き状況をご確認ください。11月14日午後はインフルエンザ接種専用時間です。
インフルエンザにかかった時はどうする?
発熱、強い倦怠感、飲食ができないなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。糖尿病のある方では早期の抗ウイルス薬治療が勧められる場合があります。※1
薬を自己判断で一律に中止したり増量したりせず、あらかじめ確認した「シックデイ」の対応方針に沿ってください。※1
2026年10月27日作成。接種時間・公費助成・予約枠は変更になることがあります。最新の案内は当院インフルエンザワクチンLPと予約画面をご確認ください。

参考文献
- ※1: CDC. Flu and People with Diabetes (September 1, 2026). https://www.cdc.gov/flu/highrisk/diabetes.html
- ※2: 厚生労働省「令和8年度冬季 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2026.html
- ※3: CDC. Key Facts About Seasonal Flu Vaccine. https://www.cdc.gov/flu/vaccines/keyfacts.html
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