糖尿病で転院を考えたら|紹介状・薬・初診の流れと、準備したいもの

糖尿病で転院を考えている方へ。紹介状がない場合の受診、お薬手帳・検査結果などの持ち物、薬を切らさず引き継ぐ方法の案内 院長ブログ

 

悩む中年男性

「薬を飲み、食事にも気をつけているのに、HbA1cがなかなか良くならない」

悩む中年女性

「別のクリニックに通ってみたいけれど、今の先生に言いづらい」

男性

「紹介状がないと受診できない?」

と悩んでいませんか。

仕事や家事の合間に通院を続けてきたからこそ、病院を変えることには迷いがあると思います。

あまが台ファミリークリニックでは、他院から転院して糖尿病治療を続けたい方の診療を行っています。紹介状がなくても受診できます。
お持ちであれば、お薬手帳や最近の検査結果をご持参ください。

この記事では、転院するときの準備、薬を切らさず引き継ぐ方法、当院の初診の流れをお伝えします。

皆さん、こんにちは。あまが台ファミリークリニック院長の細田です。
医師歴25年の家庭医療専門医で、日本糖尿病学会正会員として、年間延べ約8,000人の糖尿病の患者さんを診察しています。

糖尿病で転院を考えたら、まず「何に困っているか」を整理しましょう

転院を考える理由は、数値だけとは限りません。

  • HbA1cが改善せず、今後の治療の見通しを知りたい
  • 薬の副作用や飲み忘れについて相談したい
  • 食事の説明を聞いても、自分の生活でどう実践すればよいか分からない
  • 仕事や介護と通院を両立しにくくなった

「こんな理由で病院を変えてもよいのでしょうか」と遠慮されるかもしれません。
しかし、続けにくさや不安を伝えることも、治療を考えるうえで大切です。

糖尿病の治療は、合併症を防ぎながら、その人らしい生活を守ることを目指します。
目標や治療方法は、体の状態や低血糖の危険性などを踏まえ、一人ひとりに合わせて考えます。(※1)

転院だけで数値が改善するとは限りませんが、これまでの経過と困りごとを整理することは、治療を見直す出発点になります。
現在の主治医にまだ伝えていない不安があれば、まず相談する方法もあります。

紹介状は必要?なくても当院を受診できます

当院では、紹介状がなくても糖尿病の診療を受けていただけます。
ただし、可能であれば、これまでの医療機関に紹介状(診療情報提供書)をお願いしてください。

紹介状は、これまでの検査や治療を引き継ぐための資料です。
現在の薬だけでは分からない、過去に使った薬、その効果や副作用、合併症の状況なども確認しやすくなります。

今の先生に、どう伝えればよいですか?

長く診てもらった先生ほど、切り出しづらいですよね。
無理に不満を説明する必要はありません。例えば、次のように伝えてみてください。

「今後は別のクリニックで治療を続けたいと考えています。
これまでの治療を引き継ぎたいので、紹介状をお願いできますか」

紹介状の準備に時間がかかる場合でも、薬がなくなるまで受診を待つ必要はありません。
予約時に、紹介状がまだ用意できていないことをお伝えください。

転院の初診で持っていくもの

  • マイナ保険証または資格確認書など、保険資格を確認できるもの
  • お薬手帳。糖尿病以外の薬や、市販薬・サプリメントも分かるようにしてください
  • 最近の血液検査結果・健診結果。数回分あれば数値の変化も確認できます
  • 紹介状。お持ちの場合にご持参ください
  • 血糖・血圧の記録。測定している方は、手帳やアプリの記録をお持ちください
  • 注射薬の名前と使用量が分かるもの。インスリンなどを使っている方は確認しておきましょう

「検査結果をなくしてしまった」という場合も、そろっている資料で構いません。
足りない情報は診察で確認し、必要に応じて以前の医療機関との情報共有を相談します。

あわせて、「いつから数値が気になっているか」「今いちばん困っていること」「薬があと何日分あるか」の3つをメモしておくと、診察で伝えやすくなります。

今の治療で気になっていることを、お聞かせください

「数値が良くならない」「生活に合う方法を相談したい」。まずは当院の診療内容をご確認ください。転院して治療を続けたい方は、WEBからご予約いただけます。

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24時間WEB予約受付/他院で治療中の方も受診できます

転院するときも、薬と通院を途切れさせないことが大切です

転院先を探している間に薬がなくなりそうな場合は、現在の医療機関へ早めに連絡し、次の受診までの処方について相談してください。
糖尿病では、合併症の予防のためにも継続的な治療が大切です。(※1)

おじさん 男性

一度薬をやめてから、新しい病院で診てもらった方がよいのでは?

と思うかもしれませんが、その必要はありません。
自己判断で薬をやめたり量を変えたりせず、現在の治療内容を伝えてください。

特にインスリンは、自己判断で中断しないでください。
発熱や嘔吐などで食事が取れないときは、薬ごとに対応が異なるため、医療機関へ相談が必要です。(※2)

転院後に薬が重複しないよう、前の医療機関でもらった薬の残りもお伝えください。
同じ薬を続けるか、変更するかは、診察で確認します。

当院の初診では、これまでの治療と「これから」を一緒に考えます

1.検査結果と、生活の中で困っていることを確認します

これまでのHbA1cの推移、薬の効果や副作用、食事・運動・体重の変化などを伺います。「夕食が遅い」「昼の薬を飲めない」「食事のたびに我慢してつらい」といったことも、お話しください。

できていないことを探すためではなく、今の生活の中で続けられる治療を考えるために伺います。

2.必要に応じて、当日の血糖値・HbA1cなどを確認します

当院では、HbA1cを院内で約5分で測定できます。必要な検査を行い、当日分かる結果をもとに今後の方針を相談します。約5分は測定にかかる時間で、診察全体の所要時間ではありません。

3.薬と食事の両面から、次に取り組むことを決めます

「転院したら、すぐに薬を増やされるのでは?」という不安もあると思います。まず現在の治療と体の状態を確認し、薬を続ける・調整する理由や選択肢をご説明します。

必要な薬を我慢することも、薬の数だけで治療の良し悪しを判断することも避け、その方に合う方法を一緒に考えます。(※1)

当院は、国家資格をもつ管理栄養士5名体制で食事相談にも対応しています。例えば、昼食をコンビニで買うことが多い方なら、普段買っているものを伺い、どこを調整できそうかを具体的に考えます。

これまで続けてきた工夫を大切にしながら、次に取り組めることを探していきましょう。

あまが台ファミリークリニックの管理栄養士4名

糖尿病の転院について、よくあるご質問

転院とセカンドオピニオンは違いますか?

はい。今後、当院で診察や処方を受けながら治療を続ける方は、通常の糖尿病外来として受診いただけます。

一方、現在の医療機関で治療を続け、当院では治療方針について意見だけを聞きたい場合は、自費のセカンドオピニオンにあたります。この場合は30分で25,000円の自費診療となります。目的が異なりますので、ご予約前に診療案内をご確認ください。

初診は、朝食を抜いて行った方がよいですか?

必要な検査や使用中の薬によって異なります。自己判断で食事を抜いたり、薬を変更したりせず、予約時にご確認ください。受診時には、最後に食事をした時間と薬を使った時間をお伝えください。

しばらく通院できていなくても受診できますか?

はい。受診できます。仕事や家庭の事情で足が遠のき、再開しづらくなっている方も、まずは現在の状態を確認しましょう。最後に受診した時期と、薬を使っているかどうかをお伝えください。

なお、嘔吐が続く、水分が取れない、意識がぼんやりするなどの場合は、通常のWEB予約を待たず、速やかに医療機関へ連絡・救急受診してください。(※2)

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参考文献

  • ※1 日本糖尿病学会『糖尿病診療ガイドライン2024』第2章「糖尿病治療の目標と指針」。治療目標の個別化、継続的治療、チーム医療について
  • ※2 国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センター「シックデイ」。体調不良時の薬の対応と受診の目安

参考資料確認日:2026年10月3日。検査や治療内容は、お一人ひとりの状態に応じて判断します。

これまでの治療を引き継ぎ、これからの方法を一緒に考えます

「今の治療でよいのか不安」「もう少し自分の生活に合う方法を相談したい」。そのお気持ちを、お薬手帳や検査結果と一緒にお持ちください。あまが台ファミリークリニックは千葉県長生郡長生村にあり、千葉市、茂原市から通院可能です。

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この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
  • 日本糖尿病学会正会員、日本睡眠学会所属、日本肥満学会所属

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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(受付8:45-11:45)
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注
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(最終受付17:30:予約済みの方)
○ ○ 休 ○ ○ 休 休
●土曜日の診療時間は9:00~13:00
(受付8:45~12:45)
※注:土曜日の当日受診受付は11:30が最終となります。
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(ネット予約可能、空き枠あれば当日予約できます)