【糖尿病の方の間食】おやつはいつ食べる?血糖値を意識したタイミングを管理栄養士が解説

こんにちは。
あまが台ファミリークリニック管理栄養士の小倉です。
栄養指導をしていると、患者さんからよくこんな質問をいただきます。
「おやつは食べない方がいいですか?」
特に血糖値が気になる方にとっては、「間食=悪いもの」と思ってしまうかもしれません。
しかし、食べ方やタイミングを工夫すれば、間食を完全に我慢しなくても大丈夫な場合があります。
私が栄養指導でよくお伝えしているのは、間食をするなら「日中の食後」がおすすめということです。
理由のひとつは、血糖値の急上昇を抑えやすいからです。
空腹の時間が長い状態で甘いものを単独で食べると、血糖値が急激に上がりやすくなります。
一方で、食後に少量を食べる場合は、食事による血糖値の上昇の流れの中に入るため、血糖値の“山”を増やしにくくなることがあります。

また、食後であれば食べ過ぎを防ぎやすいというメリットもあります。
特に、夕方に強い空腹を感じてお菓子をたくさん食べてしまう方は、昼食後に少し楽しむ方が、結果的に1日の摂取量を抑えやすいこともあります。
逆に、夜遅い時間の間食はあまりおすすめできません。
夜はお風呂に入って寝るだけという、日中に比べて活動量が少なくなるため、食べたエネルギーを消費しにくく、血糖値も高い状態が続きやすくなります。

もちろん、「絶対にこの時間しかダメ」というわけではありませんが、生活リズムや仕事の時間帯によっても、合う方法は個人差があります。
大切なのは、空腹時にだらだら食べるより、「時間」と「量」を決めて食べることです。
血糖値が気になる方へ|食事の見直し方を知りたい方はこちら
間食のタイミングだけでなく、朝食・飲み物・主食の量なども、血糖値の上がり方に関わります。
「甘いものをどのくらい食べていいかわからない」
「健診で血糖値やHbA1cを指摘された」
「食事を気をつけているのに数値が下がらない」
という方は、糖尿病内科のページで、当院での診療内容や食事療法の考え方をご覧ください。
明日からできる工夫としては、
・甘いものは昼食後に少量食べる(チョコなら2個程度など)
・ナッツなら小袋1つ
・大袋で食べない、お皿に出して量を決める
・飲み物は水やお茶、無糖コーヒー、無糖炭酸水(フレーバー付きもオススメ)にする
などが挙げられます。

まとめ
今回のまとめです。
・おすすめは日中の食後
・空腹時より、血糖値の“山”を増やしにくい
・夜遅い間食は習慣化に注意
間食は、「食べるか・食べないか」だけでなく、「いつ食べるか」も大切です。
無理に我慢しすぎず、血糖値を意識しながら上手に取り入れていきましょう。
まずは明日から「甘いものを食べるなら昼食後に少量だけ」という形で試してみてください。

何かご不明点や不安なことがありましたら、いつでも当院の管理栄養士にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
血糖値・HbA1c・食事のことで不安がある方へ
「おやつを減らしているのにHbA1cが下がらない」
「間食をどこまで控えればよいかわからない」
「自分の食事内容が合っているのか知りたい」
このような場合は、自己判断だけで続けるよりも、まずは医師の診察で血糖値やHbA1c、体重、生活習慣などを確認することが大切です。
当院では、医師の診察をもとに、必要に応じて食事療法や生活習慣の見直しについてご案内しています。
※管理栄養士による栄養指導は、医師の診察により必要性を判断した上でご案内しています。予約をされたすべての方が、当日に栄養指導を受けられるわけではありません。
※医師の診察予約ページへ移動します。
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